社長日記

February 27, 2011

能力にブレーキをかけるprejudice

今年は年初からおかげさまで切れ目なく、しかもまんべんなく(笑)お仕事が入り、今日は正月休み以来、初の全休・・・まあ、2時間くらい仕事しましたけど。。。

というわけで、たまにはブログでも更新してみようかな、と思います。

実は翻訳のメルマガに書こうと思っていた話なんですが、翻訳だけとは限らないので、ブログにしました。


おひさまハウスは、スタッフも翻訳・通訳者も生徒さんも優秀な方が集まっています。みなさん、非常に high performer なんですが、そんな方たちが信じられないようなミスをされることがあります。

ちょっとのことで修正できるミスもあれば、致命傷になることも。

こんな高学歴/高キャリア/高レベルな方たちが(正直、スタッフや翻訳・通訳者は私よりよっぽど高学歴・高偏差値だし、帰国子女の生徒などは私よりよっぽど英会話が達者)どうしてこんなつまらないところでミスをするのかな、とずっと疑問に思って来たのですが、最近なんとなく共通点が見えて来たような気がします。


それは prejudice

日本語に訳すと「偏見」「先入観」といったものです。


守秘義務やプライバシーに関わることが多いので、具体的な例は挙げられないのですけど、こうした「偏見」や「先入観」のために、目の前にぶらさがっている正しい答えやヒントが目に入って来ないのです。

たぶん、目の前に転がっているチャンスも見逃していると思います。目に入っていたとしても、自分には関係ない、とスルーしているケースも多いと思います。

カメラで言えば、偏光フィルタをかけているために、特定の色や光がレンズに写らない、とでもいいましょうか。。。

私はフィルタをかけずに、フードと絞りだけで光を調整して撮るのが好きです。その方が、紫外線や赤外線も含め、すべての光が写り込むため、肉眼でも見逃していたような風景のディテールが写り込んだりするから。デジタルカメラだとものすごく難易度上がるんですけどね。。。



優秀な方っていうのは、たぶんその域に達するためにたくさん勉強したり本を読んだり人の話を聞いたりして、それを自分なりに咀嚼して能力を高めて来ているんだと思います。

でも、そのために、色々なフィルタがかかってしまって、既存のフィルタではじかれてしまう、一見くだらないけど実は大事な物事を見逃してしまうこともあるんじゃないかな。


Paul J. Meyer さんのプログラムから学んだことのひとつに「色メガネをはずし、素直にものごとを見る」というのがあります。とても大事なレッスンだと思います。

幸い、私は根が単純な上に(どこかから、やっぱりB型、という声が聞こえますがw)フィルタになるような教育や高い知識もないので、素直に物事を見たり、話を聞くのは得意なようです。

もちろん経験を生かすのも大事ですが、その経験の土台に乗って、まっさらなレンズで目の前にあるものを as is (現状のまま)で観察してみませんか。。。

すぐ手の届くところに、探していた答えや成功へのチャンスが転がっているかもしれません。













benniey at 17:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)
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